病気の早期発見のため、画像検査(画像診断)の品質日本一を目指しています

High Specな検査機器

MRI:スポーツ整形分野は、すべて3.0テスラMRIにて検査を行います。
Advanced Imaging Center Yaesu Clinicの3.0テスラMRI稼働数は都内最大数(2016年現在)です。
C T : 高品質な画像が得られ、被ばく量も大幅に低減するため
Advanced Imaging Center Yaesu Clinic では320列マルチスライスCTにて検査を行います。

High-Skillな医師

スポーツ整形の診療は筑波大学附属病院整形外科にてスポーツ整形を担当している医師が行います。
画像診断はAdvanced Imaging Center Yaesu Clinic 放射線科専門医で整形分野の読影に特化した医師が担当します。

High-Skillな撮影技師

整形分野の画像検査は年間20,000例を超えています。
豊富な症例により適切な画像検査を行います。

筑波大学附属病院スポーツ整形外科専門外来(スポーツ障害・外傷外来) 筑波大学附属病院整形外科教授ご挨拶

スポーツ整形外科専門外来は、
スポーツによる怪我を治療することに特化した専門外来です。

筑波大学病院整形外科はスポーツ整形の分野に注力しており、本院の整形外科外来は、多くのスポーツ外傷の方の治療を行っております。
その中に東京エリアから遠く筑波まで通っていただく方がいたため、今般、東京エリアでのスポーツ整形外科専門外来をAdvanced Imaging Center Yaesu Clinic(AIC八重洲クリニック)内に設置しました。
スポーツ特有の障害や外傷の方の受診をお待ち申し上げます。

筑波大学附属病院 整形外科 主任教授 山崎正志

スポーツ整形外科専門外来 ご案内

スポーツ整形外科専門外来(スポーツ障害・外傷外来)とは

スポーツ障害・外傷(ケガ)を専門的に治療する事を目的にした外来です。スポーツ愛好家からトップアスリートまで幅広く診察を行っており、競技レベルや種目などを考慮し、患者様と相談しながら治療方針を選択しています。

スポーツ選手の治療は、日常生活に痛みの問題がなくなるだけでは不十分で、スポーツを行う上での機能回復が必須です。そのためには、まず正確な診断が重要ですが、当専門外来では、スポーツ特有の障害や外傷を専門としている筑波大学附属病院整形外科のスポーツ整形を担当している医師が外来を担当します。

スポーツ整形外科専門外来で行う検査

当スポーツ整形外科専門外来では、スポーツによる障害、外傷(ケガ)を正確に診断する為に以下の検査を行い、手術の必要がある場合には、筑波大学病院にて手術を行います。

スポーツ整形外科専門外来では、症例に応じて検査を行います。下記では当外来で行う検査について詳しくご案内いたします。

検査1レントゲン検査

レントゲン検査 とは

骨の状態を確認することが、スポーツ整形の基本です。
レントゲンによる検査では、完全に骨が折れている、骨が折れている場所、骨がいくつかに割れているというような誰が見ても明らかな骨折については十分に分かります。
しかし、以下のようなものは殆どわからないため、CTやMRIにて精密検査を行います。

1) 骨にほんの少しひび(不全骨折)が入っている →CT
2) 靭帯・半月板損傷 →MRI
3) 軟骨損傷 →MRI
4) 肉離れ・筋挫傷 →MRI
5) 内出血の程度 →MRI
6)骨折の時期・状態 →MRI

レントゲン撮影 症例

頚椎 レントゲン 肩 レントゲン ひじ レントゲン
頚椎
股関節 レントゲン 膝 レントゲン 足関節 レントゲン
股関節 足関節
検査のポイント

レントゲン検査で被ばくを心配する必要はありません。
子供の場合には身体が成人より小さいので、その分、撮影に必要なX線の量も少なくなります。したがって、皮膚表面線量も小さくなるので、X線による影響を心配する必要はありません。

検査2CT検査

CT検査 とは

整形外科の分野では、骨折の詳しい形やひびの有無を見る為に使われます。
CTもレントゲンと同じように骨を調べる為に使われるのですが、レントゲンでは分からないような骨折を探すためやレントゲンで明らかに骨折しているがさらに詳細に調べるためにCTは使われます。
CTでは放射線を使って輪切りの画像を作る事ができ、それをコンピューター上で再構成して3D(実際の骨の形)にする事も出来ます。

CT検査 症例

腰椎圧迫骨折 Sag 手骨折 MPR 膝骨折 Sag
腰椎圧迫骨折 手骨折 膝骨折
腰椎圧迫骨折 3D 手骨折 3D 足関節骨折 3D 膝骨折 3D
腰椎圧迫骨折 3D 手骨折 3D 足関節骨折 3D 膝骨折 3D
検査のポイント

CTは320列~1列までのCTが検査に用いられていますが、Advanced Imaging Center Yaesu Clinic(AIC八重洲クリニック)のCTは320列マルチスライスCTです。
320列では一度に撮影できる範囲が広く、被ばく量が大幅に低減しています。
また状況により低被ばくソフトウェアFirstを組合せ、更に被ばく量を低減させています。

検査3MRI検査

MRI検査 とは

骨についてはレントゲン、CT検査で行いますが、骨以外の以下のような事はMRIにて検査します。

1)靭帯・半月板損傷
2)軟骨損傷
3)肉離れ・筋挫傷
4)内出血の程度
5)骨折の時期・状態

MRI検査 症例

頚椎 MRI 肩 MRI 肘 MRI
頚椎
股関節 MRI 膝 MRI 足関節 MRI
股関節 足関節
検査のポイント

MRIは放射線を使用しませんので被ばくは一切しません。
ただし20-30分の間、MRIの検査台に動かずに横たわっていなければならない検査です。
整形分野のMRIは微小な状態な変化を補足する必要がある為、3.0テスラMRIによる検査が推奨されます。Advanced Imaging Center Yaesu Clinic(AIC八重洲クリニック)では3.0テスラMRIを5台配備(都内最大数:2016年現在)しており、待たずに検査を受けることが出来ます。

対象となる疾患について

当スポーツ整形外科専門外来で診療をおこなっている、主な疾患についてご説明いたします。

肩の障害
①腱板断裂(けんばんだんれつ)
腱板とは、肩の深いところにある筋肉です。
腱板断裂がおきると、肩を動かすとひっかかって痛い、うまく力がいれられず手があげにくいなどの症状がおこります。
腱板断裂の治療は痛み止めの注射やリハビリテーションが中心です。
数ヶ月しても症状が改善しない場合、関節鏡を使った手術や血管内治療を行っております。
②投球障害肩
投球動作の繰返しによって肩に痛みを生じ、投球が困難な状態をいいます。
日常生活では困らないことがほとんどですが、休んで痛みがなくなっても、投球を再開するとまた痛みがでる…。なんの対処もせずに復帰するとこのような悪循環を招いてしまいます。
投球障害肩は、ボールを投げる動作をすることで痛みを生じるため、肩を壊してしまうような"投げ方そのもの"が最大の原因と考えます。
肩を痛めてしまう選手に多い傾向としては、肩甲骨の動きが硬い、股関節が硬いなど、身体の柔軟性が大きく関与しているようです。したがって、治療では身体の柔軟性を向上し、肩に負担が集中することを防ぎます。
③肩インピンジメント症候群
まず、"インピンジメント"とは"衝突・挟まる"という意味です。
肩関節を安定させるためには筋肉や靭帯、腱などがあります。
一般的にインナーマッスルまたは腱板(けんばん)と言われている筋肉が肩関節を包み込むように存在しています。また、肩関節には肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)という袋が骨と筋肉の間に存在することで、腱板が動きやすいようにクッションのように衝撃を吸収して腱板を保護しています。
インピンジメント症候群とは肩をあげたり動かすときに腱板や滑液包などが肩関節で"衝突したり挟まる"ことで痛みを起こして、それ以上に動かすことができなくなる症状の総称です。
インピンジメントには二種類あります。
1.肩関節で骨に腱板と滑液包が衝突することをエクスターナルインピンジメントまたは肩峰下インピンジメントと言われています。
2.肩関節で骨に土手のように付着している関節唇(かんせつしん)が衝突することをインターナルインピンジメントと言われています。これは投球障害肩で最近注目されています。
保存的治療としては痛みが強い場合には痛みを感じる動作を避け三角巾などで安静にすることです。その他に痛みの軽減には消炎鎮痛剤などの薬物療法や局所注射療法が行われます。さらに痛みの軽減に伴い、理学療法で肩関節や肩甲帯(けんこうたい)だけでなく体幹・下肢の動きを整えることで機能改善を得られることがあります。これらの治療を行っても症状や機能が改善されない場合には観血的治療として手術が行われる場合もあります。
肘(ひじ)の障害
①野球肘:離断性骨軟骨炎
離断性骨軟骨炎とは、軟骨やその下にある骨の傷害がおこりはがれる病気です。肘の離断性骨軟骨炎は、外側の野球肘とも言われ投球によるストレスが主な原因と考えられております。
初期には症状が軽いことがあり、練習を続けていると知らない間に症状が進行してしまう事があります。症状が進行すると痛み以外にも、肘の曲げ伸ばしがスムーズにいかなくなったり、剥がれた軟骨(関節ネズミ)が骨の間に挟まり肘が動かなくなったりもします。
発症初期であれば保存的治療が有用です。少し進行している場合も、まずは保存的治療を数ヶ月行い、経過を観察します。進行している場合や保存的治療がうまくいかない場合には手術が必要となります。
②野球肘:内側型肘障害
野球肘とは投球障害肘とも呼ばれ、投球動作によって生じた筋・腱・靭帯・神経の障害や骨軟骨の外傷・障害の総称です。
野球肘にみられる肘の機能障害は、肘関節に機械的なストレスが加わった"結果"であり、関節可動域制限や関節不安定性などが野球肘の直接の発生原因ではないことが多いです。投手に多く発生しますが、投手の次に多いのが捕手とされています。

肘関節の炎症がある場合は投球禁止と局所の安静が第一選択となり、痛みが強い場合には炎症を抑制する目的として、ステロイド注射や内服を実施することがあります。
小児期の内側型野球肘の予後は比較的良好ですが、日常生活でも重量の物を持たないなど、投球以外の動作にも注意を払い、早期にしっかりと安静を守ることが大切です。成人以降の靱帯損傷型でも外傷度に準じたギプス固定などの処置を行い、早期にしっかりとした治療が必要です。
保存療法の場合は肘関節周囲の治療はもちろん、投球動作は他部位の影響が大きいと考えられるため、全身の評価を行ったうえで肩甲胸郭関節・体幹・股関節などの下肢機能にも着目し、肘関節にかかる負担を最小限に出来るような身体作りを行っていきます。
③テニス肘:上腕骨外側上顆炎
手首を多く使うスポーツ愛好家や最近ではパソコンを良く使用する職業の方に多くみられる症状です。特にテニス愛好家に生じやすいためテニス肘と呼ばれていますが、肘の外側に痛みをともなう症状の総称として用いられることも多いです。
はっきりとした原因はわかっていませんが好発年齢が30歳以上であることと炎症所見が少ないことから肘の腱(橈側手根伸筋腱:とうそくしゅこんしんきんけん)が年齢と共に痛みそこに多くのストレスがかかることで生じると言われています。この橈側手根伸筋は手首を持ち上げる(伸ばす)働きをします(図1参照)。そのためものをつかんで持ち上げるときや図2のようにキーボードをタイピングするときなどに肘の外側から前腕にかけての痛みが出現します。一般的に安静時の痛みは少ないと言われています。
急性期には炎症管理(炎症が強い場合には注射)・安静・装具・テーピングなどで対応することが多く、それ以降は手首のストレッチ、前腕の筋力強化、動作改善(グリップの握り方、体幹、股関節の柔軟性向上等)、などの運動療法、また必要に応じて装具療法や手術療法を検討します。
膝(ひざ)の障害
①前十字靭帯損傷
前十字靭帯(ACL)とは大腿骨(太ももの骨)の後方から脛骨(すねの骨)の前方にあり、大腿骨に対して脛骨が前方に移動したり、回旋したりすることを制御しており膝関節の安定性を担っています。
スポーツ外傷の中でも頻度が高く、特にサッカー、バスケットボール、バレーボール、柔道、スキーなどでよく起こります。ジャンプの着地やターン・カッティング動作中に膝を内に捻ることで生じ、膝が抜けた感じがします。
まれに前十字靭帯が損傷していても装具を装着しスポーツ復帰可能な場合があります。しかし、「いつ膝崩れを起こすか分からない不安感(apprehension)が強い」、「頻繁に膝崩れを生じスポーツパフォーマンスが落ちてしまう」、「今まで通りスポーツを行いたい」、「またスポーツ復帰をしたい」という場合に前十字靭帯を再建手術を行います。
②半月板損傷
半月板とは大腿骨と脛骨の間にあり膝への荷重を分散させるクッションの役割があり、膝の屈伸でスムーズな動きを助ける三日月型の軟骨組織です。
スポーツなどにより膝を捻ったり衝撃が加わったりする事で受傷する場合と、加齢により変性断裂する場合があります。前十字靭帯損傷に合併する場合も多いです。半月板損傷により屈伸時に痛みや引っかかり感(catching)が生じたり、曲げ伸ばしができなくなったりします(locking)。
保存療法と手術療法があります。
保存療法では内服やヒアルロン酸注射を行います。
保存療法では解決しない場合には手術を行います。
③膝蓋骨脱臼
膝蓋骨が膝の外側(稀に内側)にずれて脱臼してしまう障害です。
特に,若い女性に多くみられ,ジャンプや踏みなどで大腿四頭筋が強く収縮した時や,接触などで膝蓋骨が外側に強制された時などに生じ,膝の変形や痛み腫れを生じます。
生まれつき関節が柔らかい人や,膝蓋骨と大腿骨の滑走の不適合などが素因としてあることも多く,初回脱臼後反復して脱臼を繰り返すこともあります。
脱臼は自然に整復されることもありますが,脱臼・亜脱臼を繰り返すと膝関節の軟骨損傷や関節面の部分骨折を引き起こしてしまいます。また膝蓋骨の不安定感や動作時の恐怖感・痛みが残ります。
脱臼時は,整復と装具などによる脱臼の再発の防止する適切な処置が必要ですが、脱臼を反復する場合や不安定感・痛みのある場合,軟骨や骨の損傷がある場合など手術が必要な場合も少なくありません。
④離断性骨軟骨炎(膝の)
膝関節内の軟骨が傷んだり,剥がれてしまう傷害です。成長期の特に男児に比較的多く,繰り返しの軟骨へのストレスや,強い衝撃によって起こってきます。
膝の内側に起きることが多く,膝の痛みを伴います。はじめは痛みがあても運動などはできますが,進行して軟骨が剥がれてしまうと関節内で引っかかり膝を動かせなくなり強い痛みを伴います。
初期のころはレントゲンのみでは異常がないことも多く,MRIで診断をします。
早期に診断がつけば,適切な荷重や運動の制限で自然修復が期待できますが,軟骨の損傷が進行したり,剥がれてしまうと手術による処置が必要となります。特に軟骨が剥がれて時間の経過したものでは,剥がれた軟骨の修復が困難で軟骨移植などが必要になる場合もあるので,早期の診断が重要になってきます。
⑤ジャンパー膝
膝蓋骨についている膝蓋腱や大腿四頭筋腱に炎症を起こす障害です。
ジャンプやダッシュ,キックなどの動作では膝蓋腱や大腿四頭筋腱に強い牽引力がかかります。この牽引力が繰り返しかかっていくとやがて膝蓋腱や四頭筋腱に炎症や腱の微小損傷を引き起こして痛みが出現します。四頭筋や股関節周辺の硬さ,活動量の割に四頭筋筋力の少ないなどが素因となります。適切な運動制限とストレッチングや筋力トレーニングで改善が見込めますが,難治性の場合もあります。
⑥オスグッド・シュラッター病
発育期の小中学生に多く、過度のスポーツなどで膝下に負担が大きくかかると発生します。脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛くなります。
時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。
大腿四頭筋は、膝を伸展させる働きをしていますが、この大腿四頭筋の力が膝蓋骨・膝蓋腱を介して脛骨結節に伝わります。膝を伸ばす力の繰り返しにより、まだ未成熟の脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。
大腿四頭筋のストレッチングやバンドによるサポートなどを用いてある程度のスポーツ活動を継続できますが、症後3~6ヵ月は無理にスポーツを続けるほどに症状は強くなり、痛みが強くなると休養が必要となます。多くの場合、適切な治療・休養とリハビリで保存的に軽快します。
関節(かんせつ)の障害
① FAI (Femoroacetabular impingement)
スポーツ選手の股関節痛の原因の一つとして近年注目されている病態です。
原因は、主に股関節形態異常により、骨頭頚部移行部と臼蓋縁との間にインピンジメント(衝突・挟み込み)が起こる現象です。それにより関節唇損傷や関節軟骨が生じ、最終的には二次性の変形性関節症が起こるとされています。関節唇とは、骨頭を外側から包み込み関節を安定化させる効果と衝撃吸収の役割を果たす構成体で、この損傷で長く症状の続くスポーツ選手は股関節鏡手術の適応となります。
正確な診断とともに3ヶ月の理学療法を試みることが推奨され、体幹筋や股関節周囲筋のコンデショニングが症状を改善させます。手術を含めた今後長期の臨床評価が必要と考えられます。
②足関節捻挫
スポーツ傷害で最も多い疾患の一つで、サッカーやバスケットボールなどの切り返し動作の多いスポーツに多く発生します。何度も繰り返す選手が多く、初回捻挫の治療が重要です。最も損傷されやすい靭帯は、前距腓靭帯といわれる足首の外側の靭帯です。そのため 外くるぶしの腫れと痛みを訴えることが多くなります。
治療方針は、足関節の疼痛の残存・歩行時の不安定感・軟骨損傷などの合併症などにより保存的治療か手術を選択します。またスポーツや職業などによっても治療が異なります
ギブスや装具などを用いた保存的治療が中心ですが、最近では、関節鏡を用いて低侵襲に靭帯が修復できるようになり、手術の適応が広がっています。
その他の障害
① アキレス腱断裂
ジャンプの着地動作や踏み込み動作などでの発生が多いのが特徴です。受傷の際は"足の後ろを蹴られた"感覚を持つことが多く、つま先立ちが出来なくなり、断裂した箇所に凹みが見られます。
保存療法と手術療法の選択になります。
保存療法:ギブス固定を行い、徐々に装具などに切り替えていく
手術療法:様々な縫合方法があり、患者さんの年齢層や競技種目などで選択
治療期間は断裂の程度や治療方法により異なります。スポーツ復帰には半年前後を要しますが早期復帰するには早期手術が求められます。
② アキレス腱周囲炎・付着部症
アキレス腱周囲炎とはアキレス腱を包んでいる腱膜の炎症であり、付着部症とは腱が強い力で引っ張られて骨の付着部の損傷であり変性が起きている状態で。陸上競技など同じ動作を繰り返す競技に多く、一般的には「使いすぎ」です。脚の筋肉の柔軟性の低下やフットウェアなども要因となります。
基本的には保存療法を行なうことが多い障害です。
③ 足底腱膜炎
足の縦アーチが繰り返し引き延ばされ、腱膜が変性して痛みを生じる。陸上競技などに多く、起床時の最初の一歩に踵に痛みを訴えることが多い。階段の登りやつま先立ちで症状が悪化することが多いのが特徴です。
治療方法は保存治療が大部分を占めており、当院では理学療法士によるテーピングやストレッチ指導、インソールの挿入などを患者さんと検討します。ヒアルロン酸注射などを行なうこともあります。
④ 外脛骨障害
外脛骨とは足にある舟状骨という骨の内側にある骨であり,約2割の人に存在すると言われています。繰り返す運動などによるストレスで痛みを生じます。足のアーチが低下している人に見られやすく画像検査をしなくても外見からわかることもあります。
保存療法としてはアーチ低下を防ぐインソールの処方やテーピングが行なわれています。手術療法としては年長者の場合は摘出術を行ないますが、骨の成長が終わっていない若年者に対してはドリリングを行います。
骨の血流を増やして癒合させる治療法もあります。
⑤ 腰椎分離症
腰椎の関節突起間部でつながっているべき骨の連続性が絶たれてしまっている病態です。主に第5腰椎に生じ、学童期に多く発症することから原因はスポーツ活動による繰り返しの外力による疲労骨折と考えられています。バイオメカ二クスでは、分離症発生には伸展と回旋運動が重要とされています。
終末期とされる偽関節には至らない初期や進行期であれば、運動やコルセットで骨癒合が得られる可能性はあります。青壮年期で分離症は安定期で無症状となりますが、トップアスリートでは成人発症の新鮮分離症例があると注目されています。

整形外科 スポーツ整形外科専門外来からのお知らせ

2016/01/18  [休診のご案内]
都合により、下記、谷口Drの診療を休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
02月07日(火)15:00~18:00 休診

2016/12/13  [年末年始の休診および診療時間変更のご案内]
年末年始の診療を以下に変更させていただきます。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
12月29日(木)10:00~18:00
12月30日(金)~1月3日(火)休診
1月4日(水)より、通常の診療となります。

※ 期間中は電話受付の対応も上記時間となります。 (インターネットによる検査予約はご予約可能です)

2016/10/13  [整形外科 スポーツ整形外科専門外来 サイト開設いたしました]
本日より、筑波大学附属病院 整形外科 スポーツ整形外科専門外来サイト(AIC八重洲クリニック内)を公開いたしました。
スポーツ整形の診療は筑波大学附属病院整形外科にてスポーツ整形を担当している医師が行います。
画像診断はAdvanced Imaging Center Yaesu Clinic 放射線科専門医で整形分野の読影に特化した医師が担当します。
どうぞお気軽にご相談ください。


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